企業狙った「Blaster」を彷彿させる攻撃、「MS08-067」脆弱性で (Internet Watch)

シマンテックの企業向けエンドポイントセキュリティ製品の最新版は2007年にリリースした「Symantec Endpoint Protection 11.0」で、IPSに対応している。
一方、前バージョンにあたる「Symantec Antivirus Corporate Edition 10.x」にはウイルス対策スパイウェア対策の機能しかない。しかし、サポート契約が残っていれば、「Endpoint Protection」への無償アップグレードが可能だ。そのため、アップグレードを行っていればWindowsのパッチ適用が行われていなくても攻撃は阻止できるという。
それにも関わらず、「現在までにアップグレードを行った顧客は約4分の1。残りの4分の3の顧客は古いソフトをそのまま利用している」(広瀬氏)。これも、新プログラムの適用によって既存の業務アプリケーションに影響が出ることを懸念しているためのようだ。

SEP11.0 の要求スペックが高すぎて導入できないワナ。