「Windows Vista」のカーネルに脆弱性--オーストリアのセキュリティ企業が報告 (CNET Japan)

Unterleitner氏の報告によると、この脆弱性Vistaのネットワーク入出力サブシステムに存在している。「iphlpapi.dll」のAPIに送られた特定のリクエストにより、Vistaカーネルメモリを破損させるバッファオーバーフローが生じる。その結果、OSに深刻な障害をもたらすクラッシュに至る。
(中略)
Unterleitner氏と彼の同僚たちは、サンプルのプログラムを使用し、「Windows Vista Enterprise」と「Windows Vista Ultimate」の32bitと64bitのバージョンがこの脆弱性の影響を受けることを解明した。Microsoftの他のOSも影響を受ける可能性が「非常に高い」という。「Windows XP」は影響を受けない。