出力は「出力＋再入力」あわよくば ＋評価

脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

人間誰しも、多かれ少なかれ欲もあれば悩みもあります。その原因は自身の外部にあるにしても、欲や悩みとは詰まる所それをどう捉える(た)かという心象にすぎないのです。自身の外部にある原因をコントロールすることは難しいですが、自分の心であれば、それよりも容易にコントロールできるはずです。
この本は心をコントロールするための技術(「思考と気持ちを整理する技術」)を分かりやすく教えてくれます。
第3章 記憶を強化する技術に「入力はただの入力。出力は「出力＋再入力」」とあります。ここで言う入力とは、読む・聞くこと。出力とは、話す・書く・手を動かすことです。つまり入力は文字通り入力するだけですが、出力はそうすることで入力で得た知識の定着状況や有用性を確認し再度脳へ入力し直すという行為だということです。加えて出力することによって他者からの反応が帰ってくる事でより記憶が強化されることも期待できます。あわよくばそれが思わぬ評価につながるればなお嬉しいですね。出力は、入力よりもよっぽど美味しい行為だということです。
というわけでこの文章も出力の一環です。ご清聴ありがとうございましたw