そこが知りたい Windows Server Update Services(第2回) (@IT)

質問に対する回答
 さて、今回の質問のケースでは[次のサーバの設定をこのサーバに継承する]をチェックしてWSUSサーバをインストールしたために、集中管理モデルでサーバ・ツリーを構築し、レプリカ・サーバとしてセットアップするよう指示したことになってしまっている。本来の目的は既存のコンテンツを新サーバに移行することなので、いったんスタンドアロン・サーバとして新しいWSUSサーバをセットアップし、[同期のオプション]−[更新元]−[アップストリームのWindows Server Update Servicesサーバから同期する]オプションで、既存のWSUSサーバを同期元に指定すればよかったのだ。移行中は一時的に分散管理モデルとなるが、同期完了後に[更新元]オプションを「Microsoft Updateから同期する」に変更して、スタンドアロン・モデルに変更すればよかったのである。

 ただし、更新プログラムの承認状態やコンピュータ・グループの設定などは引き継がれないので、新しいWSUSサーバであらためて設定し直す必要がある

以前、検証していて嵌ったのですが、レプリカサーバの WSUS をアンインストールする時に、バックエンドのデータベースごと削除すること。再度スタンドアロンサーバしてインストールする時に、未削除のバックエンドデータベースを選択(引き継ぐ)と、オプションでスタンドアロンを指定していても、レプリカサーバの WSUS として構成されてしまいます。
スタンドアロンサーバからレプリカサーバにする場合にも同様のようです。